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エピソード2 詐欺アパートと頼れる不動産屋さんの見つけ方

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目次

1日目最後のアパート内見 初めて見たよこんな物件

内見1日目の5件目であり最後のアパートです。
それまで内見した4つのアパートより家賃が1万円ほど安かったので期待はしていません
でしたが、それはないだろうの詐欺レベル。

検索サイトで見た写真からは確かに古さを感じました。
ただ4件目の内見場所から近くなので候補に選びました。

マンション全景を実際に見てみると写真以上に古さを感じます。
「古い」 というより「ボロい」と感じました。
そしていざ部屋へ向かいました。

ゴミはある
埃は溜まっている
通路部分のセメントはボロボロ
鉄の柱は錆びだらけ
壁もボロボロ
部屋の前のドアにたどり着く前に 「これはにいわ~」 となりました。

部屋に入ってみると全く補修されていません。
量はボロボロ
床は埃だらけ
風呂は補修していない
バスタブの側面がはがれている
そして
畳部屋のど真ん中に
干からびたトカゲの死骸

部屋からでて帰ろうとすると白いジャージをきた厳ついお兄さんとすれ違いました
平日の昼間にです。

他の4つの物件については絶望しながらも後から見返すために写真を撮りましたが
最後のこの物件だけはネタのために写真をとりました。

いまだに干からびたトカゲとアパート名は夫婦の笑いのネタになります。

案内した不動産屋の人も笑顔がなくなり黙っていました。
(下見ぐらいしておいてよと思いましたが忙しいのでしょう)
月額1万円安いだけでここまで変わるものなのか?
と勉強させてもらいました。

最初の不動産屋は悪い不動産屋か?

最初の不動産屋は伝えた希望通りの部屋を1日かけて紹介してくれました。
ありがとうございました。

気になったことは
最後に少し押されたことくらいです。
「決める人はすぐに決めますよ」
でも強引な押し込みでもなく基本的に丁寧な人でした。

ほんと希望した部屋だけを案内してくれました。
しかし全ての物件を内見しても絶望しかありませんでしたが・・・

発展している街なのにこんな物件しかないの?
おかしいぞ
とカピー(妻)と二人で溜息

私たちが納得できない表情をしていても
北海道から内見にきたことを知っていても
希望した部屋だけを案内してくれました。

他の提案はなかったです。

まあ大手の不動産屋なので、そんな面倒くさい客を相手にしたくなかったのでしょうね。
不動産屋は紹介したら終わりなので
回転数が重要になります。
ましてフランチャイズならテナント使用料金も高いでしょう。
しかたありません。

でも内見の順番くらい考えようよ。
最後に干からびたトカゲ見せられて 「はいそうですか」 と納得できないでしょう。
最初に干からびたトカゲを見せておいて徐々に上げていくとか
作戦はあるでしょう。

どうしても納得がいかず時間外の不動産屋に電話

2日目、3日目と内見の予定を入れていましたが
検索条件が一緒なので他の物件も似たり寄ったりだろうと考え
全ての内見をキャンセルしました。

そして時間外でしたが直接不動産屋さんに電話しました。
ほとんど全ての不動産屋が
「営業時間は17時までとなっております。 明日また電話かけてね」
と録音メッセージでした。
当然ですね。時間外ですものね。

その中で唯一地元の不動産屋さんの担当者さんだけが丁寧に対応してくれました。
その不動産屋さんは内見の一番最後の候補でした。

本当に勉強になりましたね。

不動産屋さんの良し悪しはネット情報だけではわかりません。
急な電話にも丁寧に対応してくれるとは思いませんでした。

内見の予定を2転3転してもそれに対応してくれます。
ほんとに助かったと思いました。
実際に会ってみると電話以上の「神対応」でした。

地元の不動産屋さん 察する能力が高い担当者さん

地元だから良いというわけではありません。
担当者次第なのでしょう
こちらの事情を察する能力が非常に高く
非常に好感を持ちました。
もし騙されているなら超1流だなと思うくらいお客優先です。

まず担当者さんに会ってから徹底的に話を聞きました。
しかし、私たちは北海道からきているので、はっきりとした明確な希望がいえません。
1日目に見た物件の話をしました。
街なのにこんな物件しかないのか?
担当者さんならどこにするか?
などを徹底的に聞きました。
その結果
当初は予定していた物件の内見を手始めに
その後に、 不動産屋さんがすすめる物件を3つ見に行くことにしました。

本当ならば午前中に内見スタートだったのですが
ここまでに3時間以上
内見スタートは、午後からです
とことん付き合ってくれます。

最初に予定していた物件は予想通り
初日に内見した物件とほぼ同じような感じです。
さすがに干からびたトカゲがあったり汚い物件はありませんが
田舎であり満足できる物件ではありませんでした。
担当者さんはしっかりしています。
内見する物件はしっかりと下見をしていました。

やっと見つかった理想の物件。そうそうこんな物件を求めていた

2日目最初に見た物件でがっくりきていた私たちでした。
「こんな物件しかないのかな」 と半ば諦めかけていた私たち。
しかし不動産屋さんが勧めてくれた物件に近づくにつれ店が多くなり賑わいが増してきます。
妻と二人でワクワクしていました。

レッサーは「これよこれ!」と思わず声を出してしまいました。

不動産屋さんが紹介してくれたのは3件
そのうち1件は見た瞬間に落ちました。
残り2つの物件は、どちらも甲乙つけがたい。
立地条件も悪くありません。

不動産屋さんに2つの物件に絞って話をしました。
●担当の管理会社が悪い
 部屋に問題が発生したときにすぐに来てくれるかどうか?
●契約書の原状復帰が少しあいまい
●クーラーが備え付けられてない
●ネット環境
●周囲の環境

メリットもデメリットも説明してくれました。
本当に話が合う楽しい担当者さんでした

唯一の欠点は火災保険

欠点というほどでもないのかもしれませんが
経験上不足するなと感じたのが火災保険です。

北海道では水漏れで下の人に損害を与えてしまいました。
北海道で入っていた火災保険では、下の人との交渉までやってくれました。
そのことを不動産屋の担当者さんに確認すると
交渉の特約はないとのこと
火災保険は不動産屋さんの会社側でおすすめしているといったサラリーマン的な事情も聞かせてくれました。
それらを踏まえたうえで
保険会社を変えるときの注意点を教えてくれました。

私は保険会社と下の住人との間に入る気はないことと
事故が起こった際には言い値で支払ってくれるのか?
を最後に確認しました。

部屋を決めるまでに火災保険を変更する時間がなかったので
今回は勧めてくる火災保険にしました。

理想の物件が内検候補に挙がらなかった理由

 理想の物件が検索に引っかからなかった理由は
 メインの駅周辺が発達しいること。
 そこに至る経路はバスの路線が発達している
 そんな街だったからです。

 メインの駅周辺は賃貸の価格も高く借りられないため
 交通の便を考えて
 メイン駅ではない周辺の鉄道の駅周辺で物件を探していたからです。
 (そんな街の特性なんてわかりませんよね)

3日目の内見 本音で話してくれる不動産屋さん

2日に内見した物件があまりに良かったのでほぼ確定しましたが
そのほかの物件も見ておきたいと考え
2日目の地元の不動産屋さんの担当者さんにお願いしました。

1日目に見た物件に比べると町に近い場所でしたが
やはり2日目に見た物件には見劣りしました。
また
地元の不動産屋担当者さんから
ここの物件は干からびトカゲ物件と同じ管理会社だからやめたほうがよい
と助言もしてくれました。

後日談 気になって地元不動産屋さんのネット上の評価を確認

気になって地元不動産屋さんのネット上の評価を確認しました。

地元不動産屋さんの評価は星が3.8
大手不動産屋とくらべて低かったので不思議に思い
地元不動産屋さんのコメントを確認しました。

不思議、不思議です。
全てのコメントが4か5
コメントのほとんどが「担当が丁寧で新設」 と書かれていました。

全てのコメントが星4か5なのに
なぜ総合評価が3.8なのか?

もしかしたらアフィリエイト報酬が高いところを無理やり上げているのかもしれません。
評価なんてますます当てにならないと実感しました。

ちなみにその担当者さんは宅建の資格を持っていません。
もちろん契約のときには宅建の資格を持った担当者が重要事項説明などはしてくれました。
担当者さんは資格を持っていませんでしたが
よく勉強していて知識もあり
地頭がよいのでしょう。説明も上手でした。
質問にはテキパキと答えてくれました。

地元不動産屋の担当者さん本当にありがとうございました。

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