20年前
旦那がいた部署の一角に定年前の窓際上司が入ってきた。
20年後
旦那が定年前の窓際族の席に・・・・・・
窓際になった上司を見て感じたこと
窓際になった定年前の上司を見て旦那が感じたこと
一人ポツンと寂しそうだったが
若かった旦那たちは関わろうとしなかった。
理由はいろいろあります。
・20以上年の差の上司に話しかけづらい
・窓際になった理由(噂)を聞いていた。
・もうすぐ出ていく人だから話しかけてもしかたがない
・なんだかんだで上司は面倒くさい存在
・窓際上司を負け組だと思っていた(若くてみんな血気盛んだった)
今更ながら若かったと思います。
定年前の窓際になって思うこと
周りのみんなから相手にされません。
必要なことだけしか会話がありません。
少しだけ「寂しい」と感じますが
それだけです。
今更成果を求めてもしかたありません。
今更、みんなに認められて尊敬されてもしかたありません。
私が窓際になった理由
簡単に言えば
上司の違反を告発しました
(何人も告発していました)
しかし上層部は握りつぶしました。
告発された上司の仕返しを受けました。
「やらなければ」という気持ちで頑張ってきましたが
それがなくなると
一気に病気になりました。
その後も「辞めろ」と言わんばかりの仕打ちでした。
今ならパワハラ、モラハラ案件になるのでしょう。
組織ってこんなものか
と思い頑張る気持ちがなくなりました。
簡単に言えば「ダレた」わけです。
それまでは「一生懸命仕事をしないのは悪」くらいに考えていましたが
「今までなぜ頑張っていたのか意味不明」となりました。
会社にとって旦那は腫物だったのでしょう。
旦那の周囲にいる人たちには
その理由を知っているひといませんでした。
20年前の窓際上司と同じで
だれも本当の理由も気持ちも知りません。
20年後に
私と同じ気持ちになる人がいるかもしれません
窓際になれたことは奇跡だったのか?
多くの人を見てきました
途中で退職した同僚
病気になって復帰できなかった上司
事故でなくなった後輩
いろいろと見てきました。
そんななかで窓際になれたことは奇跡だと思っています。
この組織や上司を肯定したり許したりすることはありませんが
自分の考え方を大きく変える出来事だったと思います。
簡単に言えば
会社を辞めさそうとする相手に裁判も辞さない構えで臨みました。
「病気が再発したら、弁護士交えて裁判しる」
「今回は知識もなかったので効果的な手段が取れなかった」
とそれとなく周囲に言っていました。
軽く考えている人は
せっせと上司に伝えてくれます。
裁判沙汰になれば上司の昇進も止まります。
だからといって
周囲と喧嘩ばかりしたわけではありませんよ。
周囲の人たちとは笑顔で付き合っていました。
ただ
仕事に関してだけは「やらない」方針です。
当然、文句言ってくる連中はいます。
なにを言われようが完全無視です。
その結果
「関わると面倒くさい奴」
というレッテルを張られました。
会社としては
もうすぐ定年だし放置しておこう
となった結果が「窓際族」です。
多くの人が去っていきました。
友人だと思っていた人もあっさりといなくなりました。
残ってくれた友人たちに感謝ですね
また17歳年下の妻ですが
妻は妻で嫌な経験を積んでいるので
理解してくれます。
感謝です。
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